2011年11月10日木曜日

Where Is George?

めまぐるしい日々の中、こんな時だからこそと、お札を1枚1枚丁寧に向きを揃えてお財布に入れたりして、(B型なのに)A型ぶってみていたところ、妙なものを発見した。

1ドル札の1枚に、手書きで"Track this bill"と書いてある。そして、その横にうっすらとwebsiteアドレスが。今、一分一秒を争う忙しさなのに、こんなものに構ってる場合じゃ...勿論、すぐにURLを打ち込み、検索した。 それはwww.wheresgeorge.comというサイトで、このwebsite情報が書かれた紙幣の番号を打ち込むと、どういう経路でその紙幣が自分の手元に渡ってきたか、トラッキングできるという仕組みであった。もちろんGeorgeは1ドル札に載っている、ジョージ・ワシントンから。
へええ、面白い。で、早速(忙しいのに...)番号を打ち込んで調べてみると、、私の元にやってくる前はニュージャージーのニックという男性の元にあったらしい。その前は、ブロンクスのキャシー。これは特に何の役にも立たないけど、ただの1ドル札が急に伝書鳩かメッセージボトルのようなロマンチックなアイテムに思えて来る。ブルックリンのエミコから、次はどこの誰に渡るのだろう。お金は巡り巡っていくのですね。

余談だが、父がアメリカで働いていた頃、彼の通称はGeorgeだったそうだ。由来は、赴任時にShigeoという本名がアメリカ人には難しかったため、最後のgeoを取ってGeorgeとのこと。なかなか上手い、と思った。