2009年5月19日火曜日

読んで下さっている皆さんへ


すごく、すご〜くネタが溜まってるのですが、先週から多忙になったと共に風邪(まさか...)をひいたので、更新がなかなかできましぇん。。
3日以内にあんな話こんな話をお届けできるかと思いますので、その頃また覗きに来て下さい!

それでは、風邪に気をつけて。

Creamy Emi

2009年5月10日日曜日

荒井良二さん



日本に居た時はそうでもないのに、ニューヨークに来てハマっているものの1つに、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」をYoutubeで見る事、がある。

親友のHarunaも偶然同じ時にハマっていて、お互い「あのプロフェッショナル、良かったよ〜」などと教えあったり。
(私の最近のヒットは農家・古野隆雄さん)

今、目の中に猫の毛がどこからか入って、アレルギー性結膜炎になっていて(こっちのランドリーは共有なので、前に使った人が猫を飼ってたんだと思う。)、しなくてはならないことが中々はかどらず、もどかしくなった。そんな時は、「プロフェッショナル」を見る!

今日は絵本作家の荒井良二さんの回を見た。
岡本太郎も言っていたように、純粋に、心から楽しむ気持ちで絵を描くのって、難しい。
どうしても上手くみせよう、とか、意味を持たせよう、とか思ってしまう。
大人になればなるほど。

荒井良二さんの絵と、絵の描き方を見て、忘れていた大事なことを思い出した。
そして、無性に絵が描きたくなった。

荒井さんの公式ホームページを見ていて、またささやかな発見が!
私の大好きな小説「ぼくの小鳥ちゃん」(江國香織 著)の挿絵も荒井さんによるものだったとは!

こうやってある日、何かと何かが繋がるような発見は、うれしい。



2009年5月8日金曜日

MOSDO!?







"MOSDO"



モスとミスドのコラボレーション!ですって。

ネットのニュースで知りました☆

ドーナツを使った甘いバーガーかあ。。



アレを思い出したのは、私だけ...?



エブリバーガー♡


「はこをあけると、おもしろダジャレメニュー
がついている!」らしい。。(うっとり)


日本のこういうトコロ、可愛くって好き。

と、ニューヨークに来ると日本の良さを思い出し、

日本へ戻るとニューヨークの良さが

懐かしくなるモンなのよね。

うん、そういうものらしい。

ああ、それとは別に、昔から、

食べ物アートに弱いのです。

食品サンプルとかね。

POPでB級でファンシーなものに弱い。


2009年5月6日水曜日

I can be your Fag Hag



ゲイの友人、Z君から"For you"と送られてきたYou tubeビデオ。

Lily Allenというミュージシャンの曲で、題名は"Fag Hag"。

Fag Hagとは、ゲイとつるむのが好きな女、つまり「おこげ」のこと。

つまり、私とかHarunaのような。。

軽くてポップな曲調に乗せた、的を得た歌詞に爆笑!



これは変ちくりんな素人アニメver.だけど、下手すぎてカワイイw



ちょっと訳してみました。


Lily Allen "Fag Hag"


I like apple pie
私はアップルパイが好き

And you like banoffee
あなたはBanoffeeが好きね
(Banoffee=イギリス英語でバナナ・パイのこと。つまり...)

We both love shopping for furniture
私たち、家具をみるのが大好きよね

And meeting for coffee
あと、お茶するのもね

We pretend we're into art galleries
なんか賢くなった気分になるから、

'Cause it makes us feel clever
アートギャラリーに夢中なフリしちゃうのよね

We're both in our element when we're on our knees
お互い いつだって ひざまずけば

Whatever the weather
本領発揮よね(意訳ですが、多分アレの事..?)

I could be your fag hag
あなたのFag Hagになってあげるから

And you could be my gay
あなた私のゲイになってね

I'll never make you feel sad
一緒に遊ぶとき

When you come out to play
絶対淋しい思いさせたりしないわ

We don't give a fuck
私たち 他の人がどう思ってるかなんて

What people are thinking
全く気にしないよね

I know you'll always look out for me
一緒に飲みに行くときは

When we go out drinking
いつも(変な虫がつかないように)見張っててくれるよね

I can ask you things I can't ask anyone
他の誰にも聞けない事も あなたには聞ける

And you'll give me direction
そして答えに導いてくれる

Apart from me, you're the only other person I know
私以外では、

Who reads the travel section
あなたが旅行欄をチェックする唯一の人よ

I could be your fag hag
あなたのFag Hagになってもいいわ

And you could be my gay
そしてあなたは私のゲイになるの

I'll never make you feel sad
一緒に遊びに行くときは

When you come out to play
絶対悲しませたりしないから(以下、リピート)




もう歌えますw

ノリノリで口ずさみながらふと頭をよぎった思い:

えと...そろそろ恋したいんですけど。

ブルックリンで、魚になる



今日は出かける時、小雨だったので傘を持たないで出たら、

帰りはまんまと土砂降りだった。

ここまで濡れると、もうどうにでもなれという気分になって、面白い。

そしてなぜか、町全体が海というか、磯というか、潮っぽい匂いがした。

マンハッタンはそんなことなかったのに、ブルックリンだけ。

日本で勤めていた頃、会社が銀座の辺りだったのだが、

遅くまで働いて会社を出ると、たまに中央通りを吹き抜ける風が

フワっと潮の匂いを運んで来るのが好きだった。

何か、無性に胸がざわめくような。

そのまま、潮の匂いに導かれて、

ひとり晴海埠頭行きのバスに乗ってしまったこともある。

潮の匂いをかぎながら、

そんな事を思い出しつつ夜道をずぶ濡れになって歩いていると、

ちょっぴり魚になったキブン。

ブルックリンは今夜、深い海の底。



なんて。

2009年5月5日火曜日

おふう




今日、雨のブライアント・パークを歩いている時、

ふと、子供の頃に父にプレゼントしてもらった「おふう」という

白いフクロウのぬいぐるみの事を思い出した。

ずっと埋もれていた記憶。

あけなかっただけで、私の頭の中の引き出しに確実に存在する記憶。

白くて、ふわふわで、お腹がすごくやわらかくて、足はピンク色のおふう。

もらった時、もの凄く嬉しかったのを思い出す。

私の隠れ(バレバレだけど)ファンシー好きって、

おふうが原点だったのかしら。




あまりにも懐かしかったから、描いてみた。




また何年後かに、引き出しあけてみよう。

2009年5月4日月曜日

Throbbing Gristle@Brooklyn Masonic Temple




Brooklyn Masonic Temple






会場内。前方左にハゲ頭光る。



泣く子も黙る、ジェネシス・P様。なんだか凄いでショ?




変な顔を作るBoとJason


4月28日火曜日。

元同僚のBoとJasonに誘われ、Throbbing Gristleというカルト的人気を誇る、インダストリアル・ミュージックの生みの親と言われているバンドのライブへ。

せっかく「今」New Yorkに居るので、食費やお洋服代(欲しいけど〜!)などはケチっても、さまざまな「体験費」はなるべくケチらないようにしている。

元職場は、ボスを含め全員音楽オタク的な所があって、働いてた間、英語と活版印刷はもちろんのこと、音楽の知識もかなり広がった。

去年、衝撃を受けてハマった伝説のバンド"Silver Apples"も、ボスのPeterが持ってたCDを仕事中に勝手にかけたことから知ったし。(ラッキーな事に、Silver Applesのライブへは去年だけで2回も行けました!貴重な体験。)
職場から退いた今でも、こうして何かあると誘ってくれる。いい仲間達。

今回は、オープニング・アクトが私の好きな"Suicide"のメンバー、Alan Vegaだと言うのを知って、Boが誘ってくれたのです。
私はThrobbing Gristleは知らなかったけど、Alan Vegaが前座という位なら、同じ系統かなと思ったし、知らないものは知りたい性質なので、二つ返事で「行く!」って。

会場は、うちから歩いても行ける、Clinton HillというエリアにあるBrooklyn Masonic Templeという所。Templeというだけあって、地下ではボランティアのおばちゃん達が、「アルデンテって何かしら?」風の自家製ミートボール・スパゲティを売ってたりして、面白かった。(売り上げはDonateされる模様)
Bo、そのスパを見て、"Eww.."(まずそっ!)って。失礼なww

結局、Alan Vegaはアクシデントの為、来ず、代わりの前座がプレイ。
ああ、残念!代わりのバンドは好みじゃなかったので、1人でトイレに行ったりして時間をつぶす。
ブラブラして、戻ると、ちょうどメインアクトが始まる所。

知らなかったんですが、このThrobbing Gristleというバンドのボーカル、ジェネシス・P様は、おばちゃんに見えて、トランスジェンダーの元男性!(正確には、豊胸はしたけど、"取って"はいないらしい..)もう、それだけで充分エキセントリック!

身長約190cmのJasonはいいとして、私は前が全く見えないので、ステージの前の真ん中の方から横の方に移動。

このバンド、1975年にイギリスで結成されたらしいんだけど、それだけあって、本当に熱狂的なファンは、パッと見、50才以上の方でした。その中でも、オール白髪のおじちゃんがMoshingしはじめたのには、若干ヒキつつも畏敬の念..。ガードマンに阻止されてたケドww

肝心の音は、スピーカーのど真ん前にいたのもあるかも知れないけど、
体感としては、まるで、

「うなぎかヘビが足先から入ってきて、体の中でグネグネ脈打ってる」

ような感じ!
(そう言えば、バンド名"Throbbing Gristle"も「脈打つ軟骨」という意味で、男の人の◯◯隠語らしい。。)

狂気すれすれのようなボーカル(ビジュアルも含めw)と共に、

「グワングワン」「ヴヴヴヴ」「ミョンミョンミョン」

みたいな音で、陶酔状態。「実験よ」といって演奏した新曲も、ほんとにExperimentalで素晴らしかった。そして、長年(途中で解散もしたらしいけど)連れ添って酸いも甘いも一緒に経験してきた人達だけが醸し出せる「何か」がありました。

これは、観に行って良かった。。

そうそう、オマケとして、10年前にNYに1年間居た頃によく一緒に遊んだ友人Siri(元United Bambooのデザイナー)そっくりな人を発見!「似ってるな〜!」と思ったけど、向こうは2階席だったし、BoとJasonを待たせたら悪いと思って声をかけずに帰ってしまった。
でも、帰宅後気になって、Face Bookで確認すると、やはり彼でした。「なーんで声かけなかったの〜!」って。まあ、また会えるもんネ。

帰りは、春の夜道を3人で歩きながら、うちの近くの行きつけの気取らないバーへ。
オープンテラスで1杯ずつだけ生ビールを飲みながら、ライブの感想と、近況報告とくだらない冗談を。
そして、悪いからいいと言うのに、家の前までいつも送ってくれる。


う〜ん、やっぱり経験と仲間は何にも代え難いな〜、と、めずらしくまっすぐな事を思ったのでした。(Harunaたん曰く、私も彼女も基本的に「まっすぐにネジくれてる性格」なので)



もうアレ、言っちゃっていいスか?



プ、"Priceless"



...キャ!  ( ´艸`)