2012年12月21日金曜日

Merry Christmas, Mr. Lawrence

 

昨夜(12月19日)は、日本でパッケージデザイナーとして勤めていた頃に大変お世話になったクライアントの方(色んな方にお世話になりっぱなしですね...)のお誘いを受け、赤阪ACTシアターで待ち合わせをしました。サプライズとの事で、敢えて何も調べずに向かったのですが、ドアを開けてびっくり、なんと坂本龍一トリオの公演でした。その前日も当日も、"Merry Christmas, Mr Lawrence"を何度も聴いていたので、先日の "I Saw The Light" に続く共時性に、鳥肌が立ちました。
坂本龍一氏はニューヨーク在住なのにも関わらず、私は一度も演奏を観た事がなく、まさか日本で観られる事になるとは、、感動もひとしおでした。
彼の曲と言えば、正直 "Merry Christmas〜"しか知らなかったので、チェロとヴァイオリンとピアノで構成された実験的な曲の数々に驚き、魅了されました。




"Merry Christmas, Mr. Lawrence"の演奏が始まると、舞台をチラチラと照らす、雪を模した仄白い照明に、私は先日名古屋で見た真夜中の雪を重ねていました。雲がそのまま千切れて舞い落ちて来たような雪。音もなく、ただしんしんと、帽子にも肩にも屋根にもポストにも車道にも猫の上にもおんなじに乗っかって行く。言葉は雪に吸い取られ、そして雪と一緒に溶けて行った。


 
"Walking In The Air" from The Snowman




明日は ホットワインを作ろう。









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