2009年1月7日水曜日

奇人、変人、紐育人ニューヨーカー



拝啓、ブログにお立ち寄りの皆様



昨日は仕事始め。
ホリデー中は、皆それぞれOhio, West Virginia, Chicago, Long island, Memphis等に里帰りをしていたので(私は里へは帰れずNY)、土産話が盛り沢山。

その中でも、特にインパクトあったで賞は、Kat(キャット)と言うco-workerの話。
と言っても、彼女の帰郷とは全く関係ないんだけど。。

本題に触れる前に、ニューヨークの地下鉄事情についてチョイとおさらいを。
ストリート・パフォーマンスってありますよね?
日本でも、たまに公園なんかで見られると思うのですが、大体、ダンスだったり、手品師だったり、ピエロだったり、予測が出来る範囲内だと思うんですね。

でも!ここニューヨークは違うんです!

まず、日本ではほぼ有り得ない場所、『地下鉄の電車の中』でパフォーマンスが突発的に始まります。

    <例.1>数人の黒人の少年達が、Boombox を爆音でかけ始めたかと思うと、次の瞬間ブレークダンス、それも結構人が乗ってる狭い通路でもの凄い場所を取る大技(1人がもう1人の足をつかんで大車輪のようにグルングルン回る等..)を繰り広げたり、(しかも上手い/すごくぶつかりそう)
映像はコチラ↓(大車輪の後、ドアにバシッて激突してるし...)


    <例.2>私のお気に入り♡ 典型的なメキシカン・ルックのマリアッチおじちゃん達による、陽気な演奏。
映像はコチラ↓





とまあ、おさらいだけでもかなりお楽しみ頂けたのではないかと思います。

ここで、Katの話に戻ります。
彼女の話では、先日、普段はあまり乗らないRトレイン(路線の名前)に乗った所、こんなお方が急にこんなことを始めたそうなのです。


え〜と...口で説明するのは難しいので、映像をクリック↓


↑こちら、なぜか削除されてしまったようなので、代わりにこちら↓をどうぞ!
ボストンでの路上パフォーマンスでの彼らです。3人も居たんだ...。





....
.......そう、ズバリ、『電車内で突如音楽に合わせてエアロビを繰り広げる男』登場です!
ニューヨークでほぼ育ったも同然で、ちょっとやそっとの奇人変人にはびくともしないKatですら、このお方には衝撃を受けたとの事でした。
さらに、ポイントとしてはこの男、お金をあげようとしても受け取らず(大抵のパフォーマーはチップを集める)、サッと降りて行ったとの事なのです。

つまり、「趣味」...!


!!!


日本だったら、逮捕レベルなのではないでしょうか。。
後で調べた所によると、胸元に書いてある「1 2 3 PARTY」というエアロビダンスチーム(充分おかしいが)のメンバーのようです。色んな所に出没しては、エアロビを始めて大衆に衝撃を与えているようです。

...
......会いたい!!

!!!

ちなみにKatは爆笑しすぎて踊りに参加できなかったようなのですが、私がこのお方にお目にかかれた暁には、ぜひとも共にステップを踏みたいと思います。というか、こんな輩に出会った日にゃあ、もう何もかもがどうでも良くなりそうですよね。(^^;)


いかがですか?

よく、「ニューヨークのどんな所が好きなの?」という質問をされますが...ズバリ、「こんな変人と毎日のように出会える所♡」と、答えることにします。



かしこ




※いずれのビデオも私が撮影したものではありません。

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