仕事にハングリーな若かりし2人
オニ編集長
今日は、1972年6月17日に起きたウォーターゲート事件を元にしたノン・フィクション映画を観ました。(DVD)
この映画は、ニクソン大統領時のウォーターゲート事件を調査したワシントン・ポストの二人のジャーナリストの実際の手記を元にしたドラマで、アカデミー賞4部門を受賞しているらしい。
いやあ〜、ジャーナリズムの表裏を考えさせられる、素ン晴らしい映画でした。
主演のダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォード(当時はブラピそっくりだったのね)の迫真せまる演技もさることながら、ワシントン・ポスト編集長役のジェイソン・ロバーズの鬼上司っぷりが最高だった。
政治/汚職を題材にしていながら、演出が素晴らしく、テンポが良くて、全く中だるみする事なく最後までハラハラ・ドキドキ!
なんと言っても私がグッときたのが、ダスティン演じるカール・バーンスタインとロバート演じるボブ・ウッドワードの(当時は)若手ジャーナリストの、仕事に対するハングリーな姿勢。さらに、死ぬ気でかき集めた資料をあっさりダメ出ししたりする(これ、ネタバレにはなりませんので大丈夫)編集長のブルドッグのような鬼っぷり!!!
でも根拠、そして経験があってのダメ出しであって、そんな鬼上司だからこそ、認められた時には何よりも嬉しいし、味方になってくれる。久々に、「いい上司」を見た気がする。優しくても、恐くてもどっちでもいいけど、自分がどう思われるかなんてことを気にせず、自分が本気で信じてるものを部下に教えられる人がいい上司なんだと思う。部下も、上司に媚びを売る事を考えず、これまた自分が信じてるものを目上だろうがちゃんと伝えられる人が、結局伸びるんだと思う。(もし、上司に器がちゃんとあればですが。。)
仕事に燃えてる方には特に、刺激になる映画です☆
P.S.職場はもちろん、エレベータの中でも煙草を吸うバーンスタインに時代を感じます。
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